【青年海外協力隊】バスタブはあるけど...地方部でのお風呂事情を紹介します【南アフリカ】
こんにちは、南アフリカで活動しています。yu(@ukeytgl)です。
今回は地方部でのお風呂事情についてご紹介します。
都市部ではシャワーが常設されており、暖かいシャワーを浴びることができます。大きな浴室だと、バスタブが設置されていることもあります。
水を自由に使うことのできない地方部ではどのようにしているのでしょうか。
風呂場の様子
以前の記事で自宅を紹介した際に、浴室の写真を公開しました。
意外なことに、我が家にはバスタブがあります。
ただし、蛇口が見慣れない形をしています。
1つしかないだと...!
もちろんお湯なんか出ません。
蛇口をどれだけひねっても出るのは水だけ、もしくは何も出ません。最近では蛇口から水が出てくれれば感動します。水事情についてはこちらにまとめてます。
風呂に使用できる水の量
バケツ1杯 + αを意識しています。
バケツ1杯に約25Lの水が入るので、1回の入浴にだいたい30Lぐらい使っていることになります。
湯船に寝そべっておもむろにお腹を凹ませる。右側と左側の湯が腹の上で合流すると幸せを感じる...! 今日は合流しなかった...
— yu@南アフリカ🇿🇦 (@ukeytgl) 2018年8月19日
30Lの浴槽に入るとこんな感想を抱くんだな。
---
気になって日本人の水の使用量も調べてみました。
日本人1人が1日に使用する水の量はなんと約186L!
バケツ7.4杯分!ぼくの1週間分よりも多い...
その内の風呂の使用率が40%、ということは約74L!ぐぎぎ...
参考:Q.02 毎日どれだけ水を使うの? TOTO環境BOOK[水と環境] | TOTO
暖かい湯を得るためには?
夏場は気温が高いので、常温のまま入浴していました。
冬場はここマジでアフリカか?ってぐらい冷え込むので、水風呂なんて入ったら簡単に風邪を引きます。
暖かい湯に入るために、ケトルを使用しています。
25Lの水を程よく温めるのに、だいたいケトル6杯。これが先ほどの +α分です。
我が家のケトルシステムは2台体制ですが、来年は3台体制を検討しています。
ちなみにバケツとケトルが合わさった夢のような商品を見かけたことがあります。次見かけたら購入してみようと思います。
排水も一苦労
これは恐らく少数派だと思うのですが、我が家ではキッチンも風呂も排水がやたらと遅いのです。たった30Lの排水でも平気で4、5時間かかります。
更に酷いことに、これらの排水菅は繋がっているのです。
風呂使っていないのに水が溜まっているぞ!でも臭い → キッチンの排水でした。
これらの問題があるので、排水はなるべくトイレで処理しています。
たった30Lでもそこそこの労働になります。
まとめ
南アフリカ地方部でのお風呂事情を紹介しました。そこそこしんどいですが、「そんなの全然マシだろー!」という声が聞こえてきそうです。他のアフリカの隊員には、玄関や自室にタル桶を持ってきて湯浴びをしている人もいます。日本の温泉が恋しい...