【青年海外協力隊】地方部での洗濯事情を紹介します【南アフリカ】
こんにちは、南アフリカで活動しています。yu(@ukeytgl)です。
前の記事で、水はすごく貴重なんだよってことを書きました。
水は近所の人たちと共有しているので、自分で好き勝手に使うことができません。
そんな状況で、どのように洗濯しているのかを今回は紹介したいと思います。
洗濯機は手に入るの?
地方部でも大きな街へ行けば、簡単に購入することができます。
ただし、購入するのはそこそこ裕福な層のみ。
周辺で持っている人を見たことがありません。
もちろんぼくも持っていません。
地方のスタンダードは手洗いです...!
手洗いの方法
超一般的な方法です。洗濯機がご自宅にある皆さんはスキップしてください。
1. 桶に水を入れ、洗剤を溶かす
使っている洗剤はアリエール...! お恥ずかしいことに、このタイミングで柔軟剤も一緒に入れていました。今まで一人暮らしをしてなかった私は、洗濯さえろくに出来なかったのです。でも洗濯機に頼ってたらわからない...よね?
2. 衣類を投入
1回の洗濯で、2〜3日分の衣類を洗濯します。使用できる水が限られているので、これでも多い方。パンツなら1枚、Tシャツだったら2枚程度同時に投入します。
3. 押し洗い
よくある洗濯板でゴシゴシ、みたいなことはしません。衣類を上から押し込みます。これ押し洗いって言うそうです。手洗いには色々方法があるようですが、ぼくは押し洗いしかしません。
もちろん水は取り替えずに、次の洗濯物に移ります。後半は水がだいぶ汚れるので、洗う順番を考えています。
4. 搾り1
洗濯物を搾ります。次のすすぎで少しでも洗剤が落ちるようにがっつり搾ります。
このため、洗濯物がすごーく痛みます。洗濯物が痛まない、という手洗いのメリットを台無しにしてます。
村では穴の空いた衣服を着ている人をよく見かけますが、同じ理由だったり?
5. すすぎ
洗い終わったら水を取り替えてすすぎをします。洗濯物に洗剤が残るので、すすぎは欲張って2回行なってます。それでもそこそこ洗剤残るんですけどね。
ぼくは間違えていましたが、このタイミングで柔軟剤を入れるのが正解らしいです。
6. 搾り2
略
7. 干す
全部終わったら干しに行きましょう。
干すところ
敷地内に大きな木があり、ロープが張ってあるのでそこに干しています。
画になってる...?
周囲の家では木の柵に干しているのをよく見かけます。
まとめ
洗濯の方法は想像通り手洗いでした。作業を洗濯機に頼らず、手洗いすると1時間以上の時間が持っていかれます。ぼくは1人分なのでいいですが、子供がたくさんいるご家庭のお母さんを思うと、大変だろうなと思います。
インフラ環境が整い、水が安定して供給され、各ご家庭が洗濯機を導入できるようになるのは何年先になるのでしょうか。