【南アフリカ】田舎でインターネットは使えるの?通信事情を紹介します。
こんにちは、南アフリカの田舎で活動しています。yu(@ukeytgl)です。
アフリカの田舎ってなんとなく電波がないイメージがありませんか?
スマホや携帯電話を持っているイメージはもっと無いかと思います。
ところがどっこい、電波はありますし現地の人たちは電話が大好きです。
まあこのブログが更新できている時点でインターネット接続ができるのはわかりますが、もう少しお付き合いください。
南アフリカのSIMカードについて
そもそもSIMカードってなに?
日本でもSIMカードって単語はよく聞くかと思います。
わからない人のために簡単に説明すると、スマホや携帯電話が通信できるようにするためのものです。
AUだったらAUのSIMカードを、格安SIM会社だったらUQ WiMAXなどのSIMカードを日本で使っていたと思います。
電波を提供しているのはAUだったり、格安SIM会社(厳密には違うけど)だったりするので、その電波を使って通信をします。
その電波を海外でも使うとなると、料金が一気に高くなるので、その国のSIMカードを購入するのが一般的です。
南アフリカのSIMカード
南アフリカでは下の4つが主要なキャリアです。
・Vodacom
・MTN
・Cell C
・Telkom
いずれかの会社からSIMカードを購入して、通信を行います。
日本の会社と同様に月額プラン等がありますが、プリペイドのように支払った分だけ使うこともできます。
また、通話(Airtime)とデータ通信(Bundle)でプランや料金が異なります。
この仕組みが日本と違うので最初は分かりづらかった...
通話がしたかったら、Airtimeのプランから選択します。
インターネットが使いたかったらBundleのプランから選択します。
両方使いたかったら両方選択します。
田舎の通話事情
さて、小難しい話をしましたが田舎の通話事情に移りましょう。
冒頭に書いた通り、こちらの人たちは電話が大好きです。
タクシーの中でも仕事中でもミーティング中でも着信音が鳴り響き、談笑を始めます。
キャリアにもよるのですが、電波は悪くなく(良くもなく)、通話をすることができます。
持っている端末はガラケーが多い印象。
こちらではガラケーをR200(≒1800円)程度で購入することができます。
少しお金を持っている人だと、サムスンやファーウェイのスマホを使います。
田舎のインターネット事情
インターネットについては、通話ほど使用しません。
ガラケーを使っている人については、ほとんど使っていない印象です。
スマホを持っている人は、そこそこインターネットを利用します。
よく使うアプリを聞いたら、下の3つの回答が多かったです。
1. WhatsApp
世界的に有名なチャットツール。LINEとほとんど一緒です。
職場の連絡はWhatsAppで行われることが多いです。
WhatsAppについては、もしかしたら紹介記事を書きます。
2. News24
その名の通りニュースアプリ。
時事ネタもそうなのですが、スポーツ好きが多く、ここから情報を仕入れています。
3. ロト系
主に男性陣に人気のアプリ。
賭け事が好きで、給料日後に遊んでる姿をよく見かけます。
1〜36から数字をいくつか選んで賭ける、当たったらお金がもらえる、ということで「どの数字がいい?」としばしば聞かれます。
電波については時々不安定になります。
基本的には3G回線を利用し、時々Eという表示に変わります。
これEdgeという規格らしく、通話は出来ますがインターネットは圏外同様。
Eが表示されるとイライラします...
また、代金が安くありません。
例えば買い切りで1GBぶんのデータを購入しようとすると約R150(≒1350円)します。
日本とは全然違う、代金の支払い方法
最後に料金の支払い方法が日本と全然違って面白かったので紹介します。
自分の同僚はほとんどが、プランで通信費を支払いません。
プリペイド(買い切り)で購入(チャージ)し、無くなったらまた購入するということの繰り返しです。
チャージ方法は、「*100#」と押して通話をします。
するとメニューが表示されるので該当する数字を選択する。
と、こんな感じでメニューに従っていくと自分の行いたい操作ができるのです。
まとめ
携帯電話については子どもを除けばほとんどの人が持っており、普段の生活では欠かせないツールとして生活に溶け込んでいます。
この国には公用語が11もあるため、「Hello.」から始めることが多いような気がしています。
インターネットについては代金が高いので、切実に安くなってほしいです。