【ヨハネスブルグ】 南アフリカ最大のタウンシップ「ソウェト」へ行ってきた
こんにちは、南アフリカで活動しています。yu(@ukeytgl)です。
先日ヨハネスブルグを観光してきました。
その時の記事で少しだけソウェトについて触れました。
撮影した写真がそこそこ多かったことに気づいたので、もう少し掘り下げた内容の記事をせっかくなので書きたいと思います。
ソウェトって?
南アフリカ共和国北東部の都市ヨハネスブルク南西郊の一地区。かつてのアパルトヘイト政策による同国最大の黒人居住区があった。1976年に起きたソウェト蜂起の記念碑やネルソン=マンデラが住んでいた家(マンデラ記念館)などがある。
参照:コトバンク
地名の由来はSouth Western Townshipsの短縮形です。
タウンシップとは、南アフリカのアパルトヘイト政策で、黒人が追いやられた居住区のことを言います。
以前ぼくはタウンシップ = スラムと勘違いしていました。
ソウェトツアーの内容
「【南アフリカ】ヨハネスブルグでCity Sightseeingツアーに参加してきました - utoybox」の記事で紹介したツアーから、ソウェトツアーへ参加することができます。
ツアー参加者は「ゴールドリーフシティ」にてソウェトツアー用のバスに乗り換えます。
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ツアーガイドの説明の元、まずはFNBサッカースタジアムへ向かいます。
ここは、2010年W杯の決勝戦で使用された会場です。
少し離れますが、写真撮影をするために降りることもできます。
スタジアムはまだソウェトではなく、そこから少し走るとソウェトの入り口に着きます。
ソウェト周辺には黄色っぽい土手がよく見られました。
これは金鉱が見つかった時代に掘ったものだそうです。
ソウェト周辺に積み上げることにより、黒人を隔離していたのです。
しばらく走ると、ソウェトの大人気サッカーチームの本拠地である「オーランドスタジアム」やソウェトのシンボル「オーランドタワーズ」が見え、ここでも写真撮影をすることができました。
この発電所は2つの施設を繋いでバンジージャンプができるようになっています。
絶対に、絶対に怖くてできない。
他にも道中では「Rea Voya」と呼ばれるバス停を各所で見かけたり、サッカーボールのオブジェを見かけたりしました。
本当にタウンシップだったの?と思うような立派さを見たかと思いきや、盗電をしている家々や、バラックと呼ばれる掘っ立て小屋に住んでいる人々もそこにありました。
ヘクター・ピーターソン博物館ではソウェト蜂起についての話を聞きました。
博物館前には13歳で亡くなった彼の記念碑と、新聞でも取り上げられた写真がありました。(ちなみにこのツアーでは博物館に入れません。)
そこから数分離れた場所が、このツアーの最終目的地であるマンデラハウスです。
多くの観光客で賑わっており、ビーズで作ったアクセサリーを売る露店や、ズールー族のパフォーマンスを見ることができます。(マンデラハウスも入ることができません)
出発地のゴールドリーフシティに戻り、約2時間のツアーが終了します。
まとめ
ソウェトについて紹介しました。
ネットで調べると危険だという結果がたくさん出て来るので、ネガティブな印象を受けやすいですが、ツアーを利用することで安全に回ることができます。
なんと自転車で観光するようなツアーも...!