【南アフリカ】ヨハネスブルグでCity Sightseeingツアーに参加してきました
先日このような記事を見ました。
ヨハネスブルグが入ってなくて良かったと胸をなでおろしましたが、危険な都市であるという印象はまだまだ強いと思います。
治安は良くないけど、十分な魅力があると聞いていたので、ヨハネスブルグにツアーで行ってきました。
今回利用したツアーは「City Sightseeing」です。
ツアーの内容やヨハネスブルグの雰囲気について感じたことを紹介していきます。
ヨハネスブルグって?
ヨハネスブルグは、南アフリカ共和国ハウテン州にある都市(都市圏)、同州の州都である。同国最大の都市であり、人口は2011年で約443万人。2011年の近郊を含む都市圏人口は755万人であり、同国第1位、アフリカでは第4位である。
参照:ヨハネスブルグ - Wikipedia
現地の方は「ジョバーグ」と呼びます。
よく南アフリカの首都であると勘違いされるのですが、南アフリカの首都は「プレトリア(行政府)」、「ケープタウン(立法府)」、「ブルームフォンテン(司法府)」です。
世界最恐の都市と言われ、ネットで調べてみると嘘か誠か、様々な噂が流れていて面白いです。
バスの上から見るヨハネスブルグの街並みです...!#南ア #ヨハネスブルグ pic.twitter.com/TUfOtWdAEu
— yu@南アフリカ🇿🇦 (@ukeytgl) 2018年4月30日
City Sightseeing
今回選んだツアーは「City Sightseeing」。
観光バスが決められたルートをを周回し、行きたい場所で自由に乗り降りすることができます。
今回このツアーを選んだ理由は5つ。
①安い
②事前予約不要
③主要な観光スポットを回ることができる
④日本語のガイドがある
⑤ソウェトへ行くことができる
順番に見て行きましょう。
①安い
1日バスに乗り放題でR180(≒約1600円)です。
2日乗車券の購入は280(≒約2500円)です。
他のツアーも探していたのですが、相場はR700(≒約6300円)程度でしたので、比較するとだいぶ安いと思います。
後述しますが、ソウェトへのツアーをつけるとR430(≒約3900円)になります。
②事前予約不要
当日にツアー会社でチケットを購入することが可能です。
実を言うと今回別のツアーを2つ予約していました。
しかし、ツアー会社側から何も連絡がなかったので問い合わせてみると、予約が取れていないとのことでした。
そこから予約を取ることができず、見つけたのがCity Sightseeingでした。
Webフォームから予約する場合このようなことが起こりうるので、事前予約なしで当日参加できるツアーはありがたいです。
③主な観光スポットを回ることができる
バスは13箇所を周遊します。
コンスティチューションヒル、ゴールドリーフシティ、アパルトヘイトミュージアムなど、主要な観光スポットを回ることができます。
ツアー会社が立てた計画ではなく、自分たちのペースで回りたい場所に行けるのは嬉しいです。
④日本語のガイドがある
バスには写真のようなプラグがついており、配られるイヤホンを挿すとガイドが流れます。
ガイドは16ヶ国語に対応しており、日本語も対応されていました。
⑤ソウェトへ行くことができる
このツアーでは追加料金を支払うことで、ソウェトへ行くことができます。
ソウェトは南アフリカ最大のタウンシップであり、個人で観光するのは難しいためツアーを利用するのが一般的です。
タウンシップとは、旧黒人居住区のことでアパルトヘイト政策によって黒人が住み分けされていた居住区を言います。
ソウェトツアーは2時間程度で予定されており、2010年にW杯が開催されたFNBサッカースタジアム、南アフリカの英雄ネルソン・マンデラが暮らしていた家、ヘクター・ピーターソンの記念碑などを見て回ることができます。
回った場所
今回のツアーでぼくが訪れたのは、
ちなみにぼくの場合は、2日間かけてこれらの観光地を回りました。
特にアパルトヘイト・ミュージアムは展示物の内容が多く、全てしっかり見ようと思うと丸1日はかかると思います。
時間配分も自由に決められるのもこのツアーの特徴。
まとめ
City Sightseeingツアーについて紹介しました。
バスの上から街の雰囲気を感じてみて、ヨハネスブルグの中心を個人で歩いて観光してみるというのは難しそうだなと正直に感じました。
プレトリアでは多くの白人を見かけることがありましたが、ここではそんなことがありませんでした。
アパルトヘイトが撤廃されて20年以上経ちますが、まだしばらくはその傷跡を感じることができます。
バスに乗る白人に対して、バスの下から手を振る黒人に違和感を感じました。