水の使用が制限されている地域での"雨水活用"について
こんにちは、南アフリカのド田舎で活動しています。yu(@ukeytgl)です。
生活に慣れてしまえば基本的に不便なことはありませんが、断水だけはどうしても困ってしまいます。
トイレ、風呂、料理、洗濯など生活の基幹部分が行えないと不衛生な生活を強いられ、ストレスが溜まります。
どんな生活をしているかは、「【青年海外協力隊】南アフリカの"地方"での生活事情を紹介します!【まとめ】」にまとめましたのでご覧ください。
アフリカといえど、雨が降るときは結構な降水量になるので、雨水の活用について調べてみました。
雨水とは
改めて調べるようなことではないですが、そのまんま雨の水のことです。
「うすい」と読んで暦を表すこともあるそうですが、気象現象の雨のほうです。
wikipedia先生によると、
大気に含まれる水蒸気が源であり、冷却されて凝結した微小な水滴が雲を形成、雲の中で水滴が成長し、やがて重力により落下してくるものである。
と記載されています。
水蒸気は地表や植物から蒸散したものなので、本来雨はキレイなものなのです。
しかし、空気中でチリやゴミなどが混じって汚くなってしまいます。
雨水の貯め方
ぼくの家の場合は、職場から使用していないゴミ箱を借りることが出来たので、雨どいの下に設置しています。
一晩雨が降るだけでなんと50Lもの水を貯めることができます。
雨水の活用方法
まずぼくの使い方から紹介します。
借りてきたごみ箱は非常に重たく、使い勝手が悪いです。
なので最初に持ち運びが簡単なポリバケツに水を移します。
小分けしてから、いろいろな用途に使用します。
1番の使い道はトイレです。
流せないと悪臭が家中に漂うので、タンクに水を貯めて流します。
次は風呂掃除と食器洗い。
あまりきれいな水ではありませんが、洗剤を使用しているのでいいかなと割り切っています。
それから水撒き。
雨水は結構貯まるので、暑い日は家の周囲に水を撒いて涼をとります。
余った分については空のペットボトルに入れて貯蓄しています。
雨水の一般的な使用方法を調べてみると、
- 植物への水やり
- 車などの洗浄
- 洗濯水
- 風呂の足し水
- 鎮火
などありました。
バケツに貯めた雨水には、ゴミや微生物が多数存在して繁殖します。
長期間貯めっぱなしにするのは衛生上よくないので、ふたをする、時々空にして乾かすなどの対応をしたほうがいいみたいです。
特に蚊は水場から発生するので、夏場は特に注意が必要です。
まとめ
断水に困っていたので何となく調べてみたことですが、雨水の利用は最近の日本でも注目されているそうです。
設置して役所へ申請すると補助金が出るようなことも。
使えそうな資源があったら1度検討してみるのはとても有意義なことだと思いました。
今回は直接雨水を使用するということを考えていましたが、ろ過をするなどひと手間加えるだけで更に使用範囲が増えそうです。