【青年海外協力隊】電源プラグや支払い方法、電気事情を紹介します【南アフリカ】
南アフリカのド田舎で活動しています。yu(@ukeytgl)です。
先日、住んでいる家の電気代を支払ってきました。その方法をまとめていましたが、せっかくなので電気周りに範囲を広げてまとめてみます。
写真がないのでVendaと呼ばれる田舎の写真でお送りします。
電気プラグ
南アの電気プラグは2種類あります。
1つは丸いピンが三角形のように並んでいるタイプ。
もう1つが丸いピンが横に2つ並んでいるタイプです。
個人的には前者が多い印象。
2ピンの差込口は6角形タイプのものと円形タイプのものがあり、地味に使いにくいと思っています。
6角形タイプのものは、円形の差込口にも使えるけど逆は出来ないのです。
延長コードは様々なタイプがありますが、大抵下の写真のように両方のプラグに合うようになっています。
日本の家電を使用する場合は、
・丸2ピンに変換して使用する
・丸2ピンに変換した後、さらに丸3ピンに変換して使用する
の2通りのパターンがあります。
ぼくは、日本から持ってきたタコ足配線を丸2ピンに変換、日本の家電はそのまま使用するという風にしています。
丸2ピン → 丸3ピンの変換プラグは日本で売ってないらしく、南アフリカで購入しました。約450円で購入出来ます。
家電
南アフリカでは生活に必要な家電はほとんど現地調達が可能です。
ぼくはこちらで、電気ケトル、電気コンロ、冷蔵庫を購入しました。
ただし電圧は240V、50Hzになるとのこと。
日本から持参したものを使用する場合は変圧器が必要になります。
電気代の支払い
電気代の支払いは、毎月請求書が送られてくるとのこと。
日本と変わりません。都市部は。
ぼくが住む地方ではそれとは異なり、プリペイド方式になっています。
家に下の写真のようなメーターが設置されており、この数字が電気の残量(kwh)を表します。
数値が0になると電気が止められます。
先日試したら即電気が供給されなくなりました。
残量がなくなる前に、電気代を支払います。
メモ:kWhとは
消費電力(kW) × 時間(h)で求められる消費電力量のこと。
例えば、600Wのレンジで1分間(1/60時間)チンしたら、消費電力量は10Wh(0.01kWh)
さて支払いの方法ですが、メーターに記載されている番号を控えて支払い可能なお店へ行きます。
そこで、
1. 店員にその番号を伝えると
2. いくら支払うか聞かれるので
3. 金額を決めて支払うと
4. レシートをもらえます。
このレシートにはシリアル番号が記載されているので大事に持って帰ります。
家に設置されているメーターにシリアル番号を入力すると認証が始まります。
しっかり電気会社に管理されていることに驚きます。
少し手間はありますが、支払いの仕組みもよく出来てると思います。
認証に成功すると、残量がチャージされました!
後日、クレジットカードのスマホアプリをインストールしました。ここからでも電気代の支払い・シリアル番号の発行が可能だったため、お店に行く手間もなくなりました!
電気の使用感
電気は下記の用途で使用しています。
- 電灯(1日6時間程度)
- PCやスマホのチャージ
- カメラ等のチャージ
- 電気ケトル
- 電気コンロ
- 冷蔵庫
- 扇風機 など
R200(≒1800円)のチャージで約15000kwhチャージすることが出来ます。
実はお隣さんの家には先ほどのメーターが無いので、ぼくの家のものを一緒に使っています。
電気が無くなったらお隣さんとR100ずつ出し合って電気代を支払っています。
これでだいたい1ヶ月生活することが出来ています。
つまり1月あたり約900円!安い!
まとめ
家電の使用については慣れてしまえば日本の生活とほとんど変わりません。
丸3ピンが大きくて邪魔だなと感じる程度です。
電気代のプリペイドはチャージが切れない限りは不便は感じなさそうです。
今のところ停電もなく暮らせているので、このまま電気が継続的に供給されることを願います。