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【青年海外協力隊】任国へ持っていく持ち物【解説】

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【2018/08/24 更新】

こんにちは。yu(@ukeytgl)です。

前のブログに書いた、任国へ持っていく持ち物リストについて解説します。 

utoybox.hatenablog.com

バッグ類

飛行機への搭乗にあたり荷物に下記制限がありました。

■ 機内持込み手荷物
* 手荷物と身の回り品で合計8kgまで
* 身の回り品は以下の通り
  ハンドバック、ノート型パソコン、カメラ、傘、ジャケット、セキュリティポイント通過後に購入した飲食物、免税店購入品
* 液体は1つあたり100mlの容器に入れ、合計1L以下のジッパー付き無色透明の袋に入れたもの

■ 受託手荷物
* 2個まで(1つの3辺の和が158cm以内23kgまで)

※荷物の制限については航空会社によって異なるので、使用する航空会社の規約を確認してください。

ぼくはスーツケース(約90L)、登山用ザック(75L)、デイバッグ(検討中)で臨む予定です。パッキングが間に合わなかったら、ビジネス用バッグを足すつもりです。

予定通りスーツケース(約90L)、登山用ザック(75L)を受託手荷物として、デイバッグ(30L)を機内持ち込み手荷物として持っていきました。また手荷物として持っていったカメラが入りきらなかったため、カメラバッグ(一眼レフが入るだけの小さなもの)も一緒に機内に持ち込みました。


重量の測り方について

荷物の重量オーバーの為に泣く泣く荷物を捨てた、余裕がある隊員の荷物に相乗りさせてもらったという記事を見かけます。空港ではバタバタすることが想定されるので事前に荷物の重さを測っておくといいでしょう。下記のような軽量計が便利なようです。

また裏技として、
1. 荷物を持って体重計に乗る
2. 1の結果から自分の体重を引く
という方法もあるみたいです。


必需品

JICA関連の書類。忘れたら怒られるらしいので要チェック。
あの分厚いJICAボランティアハンドブックは携行荷物として持っていくよう指示されているので機内に持っていきましょう。


重要

一応印鑑を持っていきますが、海外ではサインで済ますことが多いため、必要無いことが多いようです。一応。

今のところ全く使用していないです。


お金

現地でJICAから支給される現地生活費が使用できるようになるまで、若干の期間があるようです。その期間中に必要な「現地通貨に両替できるお金」として1000USDを用意していきます。クレジットカードでの支払いも可能なようなので併用すると良さそうです。クレジットカードについては任期の間に期限が切れてしまわないように注意しましょう。会社にもよりますが、期限の3ヶ月前であれば新しいカードを申請できるものなどあるので確認してみるといいかと思います。

結果として両替に使った100USDしか必要ありませんでした。任国の空港で空港で両替してから使用していません。余分に持っていったとしても300USD程度用意しておけば十分かと思います。


衣類

公式行事用衣類について

公式行事用のスーツ一式については、携行荷物として持っていくよう指示されています。預け入れしてしまわないように注意しましょう。

私はロスバケしましたが、スーツを手荷物としていたので、日本大使館訪問の際にスーツで参加することができました。"大丈夫だろう"と思ってスーツケースに入れなくてよかったです。

私服について

結構荷物として場所を取りそうだと思ったので、3、4日程度に抑えます。あとは現地調達する予定。下着や肌着は人によって合う合わないがあると思うので日本で用意していくといいでしょう。ヒートテックは必須、という方も多く見かけました。また、現地は暑くても車内やオフィスの空調のため寒すぎるということもあるそうです。小さくたためるダウンがあると色々便利そう。

アフリカなんて年中暑いだろうという愚かな考えをしていましたが、冬はマジで寒いです。ウルトラライトダウンを1つは購入していくことをお勧めします。

活動服について

私服のうち少しはセミフォーマル(ポロシャツ+チノパンとか)に対応できるようにします。配属先や活動内容によって大きく異なると思うので、現地で調達するのが賢そうです。

配属先は事務所でフランクなため、上下ジャージのような格好で活動しています。学校の先生はチノパンに黒い革靴という隊員もいるようです。

 

その他

活動先はインフラ環境が整っていない為に、足場が悪いことも多々あるでしょう。
防水で汚れに強いトレッキングシューズがあると便利かと思います。

私はまだ使用していませんが、職場まで1時間登山する隊員が同期にいます。これは任地を見るまでわからないので、間を取ってトレランシューズを用意すればよかったのかなと思っています。

腕時計は盗まれてもいいように安価なものを用意しましょう。
個人的にチープカシオはデザインが良く、安くてオススメです。 

CASIO MQ-24-7B2LLJF Men's Analog Watch

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衣類はかさばり、スーツケースを埋めてしまうので衣類圧縮袋も便利です。
国内旅行、任国外旅行、帰国など様々なシーンで使えそうなので、少し多めに持っていくと良さそうです。 

 

生活用品

ほとんどの先輩隊員が口を揃えて歯ブラシは必須だと言います。現地で手に入るものは毛が硬く、ヘッドが大きいために日本人の口には合わないそうです。ぼくは2年分持っていきます。

大きなスーパーで探してもヘッドが大きいものしかありませんでした。日本のサイズのものを縦に2つ並べたような大きさをしています。2ヶ月に1度交換するとして12本あればいいでしょう。ぼくは下のものを2つ購入しました。

クリニカ アドバンテージハブラシ 4列 超コンパクト やわらかめ 6本パック

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セームタオルは本当に優秀です。バスタオルのように場所を取らないしすぐ乾きます。肌触りがダメだという方でない限り、これは便利です。ぼくは派遣前訓練の前にこれを購入して気に入ってます。

荷物に余裕があればバスタオルも持ってきてもよかったかなと思っています。しょっちゅう荷物を持ち運びするわけでもないですし、バスタオルの感触が恋しい...。ただし、旅行にいく際にやっぱりセームタオルは活躍するので必須です。

 

買い物をした際に、日本のようにレジ袋をもらえることはあまりないそうです。
小さくたためるエコバッグは使い道が広いので、1つは持っていくといいでしょう。

南アフリカの場合、田舎のスーパーでもレジ袋は1円程度で購入できます。ただし、いろいろと用途のあるエコバックにはお世話になっているので持っていくといいでしょう。


電子機器

PC関連

活動用にWindows、それ以外の趣味等にMacを持っていきます。バッテリーを積んでいる関係で両方とも手荷物として機内に持っていきます。砂埃や虫からPCを守るためにキーボード用のカバーを購入したり、衝撃から守るためにッション性の高いケースを購入していくのも大切です。

データのやり取りの際にUSBメモリを使用することがあるかと思いますが、同僚のPCがウイルスに感染していたために、ウイルスをもらってしまった、というケースが多いと聞きます。リンク先のUSBは少々値段が高いですが、物理的に書き込みを不可にすることが可能です。ウイルス対策としてかなり有効なのでぼくも1つ購入しました。 

いまのところ上のUSBは使っていません。それよりもPCに事前に入れていた有料のウイルス対策ソフトの方が役に立っています。配属先にもよるのでしょうが、データがウイルスによって消されてしまうということが多いので、ウイルス対策は必須です。

スマホ関連

ぼくは現地で支給される電話の他に、自分で自由に使用できる端末が欲しいと思い、SimフリーAndroid端末を購入しました。現地でSimカードを購入して使用する予定です。契約する会社によって電波の通じやすさが変わるようなので、最低でも2社と契約する予定です。いざという時に電話が通じないと危ないですからね。
購入した端末は2つSimカードを入れることが可能であり、使い分けを簡単に行えるみたいです。(まだ使ってないから分からない)
iPhoneでもいいのですが、ほぼほぼ盗難にあうとの理由で却下しました。

これも購入したのに使っていません泣。任地はそこまで危険がないと判断し、使い慣れているiPhoneを継続して使用しています。ただし、協力隊同期や旅行にきた友人が盗難されたというケースをよく聞きます。大きな都市であれば新しく購入できるので、無理して準備しなくてもいいかと思います。

 

発展途上国では電気の環境が不安定であるために、停電がよく起こります。
そんな時にスマホを充電できない、というのは不便なのでモバイルバッテリーも購入しました。スマホだけでなく、USB接続で充電できる電子機器全てに有効なのもいいと思ったポイントです。

南アフリカでは今のところ大丈夫ですが、停電は国によっては多発しているようです。短期の旅行など、何かと便利なので1つ持っておいてもいいかと思います。

また、少し面白そうな商品も見つけたのでこれも購入しました。
ソーラーで充電ができるものです。

(持ってきたの忘れてた...)

PCインストラクターとして

PC周りのトラブルに対応するために、あると便利そうなものを持っていきます。
まずは、工具。PCを物理的に修理する場合にドライバーペンチは必須です。
研修先の講師からはマルチテスターをオススメされました。

Sanwa(三和電気計器) デジタルマルチメーター PM-3

Sanwa(三和電気計器) デジタルマルチメーター PM-3

 

全く使用していないです。要請を読んでPCの修理が必要そうであれば持っていくといいでしょう。

その他にも、壊れたPCからデータを救出するための「SATA to USB変換ケーブル」やプロジェクターを使う際の「接続用変換コネクター」なんかも持っていく予定です。

(そもそも買うの忘れてた...)

紹介した中で不明なことがあったらこの人に聞いてみるといいでしょう。海外渡航経験が豊富で、電子機器周りについても大変明るく、人当たりも素晴らしいです。

 

 その他

個人的に欲しかったので日本国旗を購入しました。主に写真撮影の際に使用するつもりです。

お土産として日本のお菓子を考えています。ただし、任地へいくまでは1ヶ月程度空いてしまうので賞味期限などに気をつけましょう。柿の種抹茶味のキットカットは人気があるようです。 また穴の空いた硬貨が珍しいという理由で、5円玉も人気があるようです。

キットカットは田舎のスーパーでさえ売っていました。抹茶というのも残念ながらあまりインパクトがなかったです。日本のお金は喜んでくれていたので、いいお土産になるかと思います。


【番外編1】撮影周り

カメラ

現地での活動記録をしっかりと残すために、撮影機材は素人なりに充実させます。
メインでは一眼レフのカメラを使用する予定です。

ちなみにぼくが使用しているものはNikonD5300という機種で、5年ほど使用しています。現地の人からするととても高価なものなので、盗難や強盗に遭うリスクが大きいです。データさえ手に入れば最悪紛失・破損してもいいという覚悟で持っていきます。

ただし、できる限りの防犯対策はしたいと思い、下記対策を行いました。
・ストラップを無地のものに変える
・メーカー名などが表示されている部分を黒いテープで隠す

過去に青年海外協力隊として活動され、現在もフリーランスとして世界各国で活躍されている宮﨑大輔さんのブログは大変参考になりました。

jiburi.com

せっかく一眼レフを持っていくので、その周辺機器として替えのレンズ、三脚、ストロボ、折りたためるディフューザー、予備のバッテリーも持っていきます。

アクションカメラ

アクションカメラの名前を聞いたことがあるでしょうか。

芸人が体を張ったアクティビティをする際に、ヘルメットつけている小型のカメラです。アクションカメラは小型であるため、持ち運びが容易です。また防塵・防滴のモデルであれば使えない場所は無いでしょう。

SonyやGoProが出している製品は高価ですが、大変キレイに映像を残すことができます。また自撮り棒などのアタッチメントもあるといいでしょう。

ストレージ

撮影を充実させると必ずデータ容量の問題にぶち当たります。外付けのハードディスクを用意しておくと、安心してデータを保存できます。容量は500GB〜1TB程度あれば十分だと思います。

ハードディスクは衝撃に非常に弱いので、保護収容できるケースを使用したり、衝撃に強いモデルを購入するなど対策が必要です。

ぼくは下記のモデルを購入し、保護収容できるケースに入れて持っていきます。

Amazonベーシック ポータブルHDD キャリングケース hy3

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写真は撮影しないとしても、PCのデータのバックアップを行うのにハードディスクの使用は大変有効です。

撮影機材に関しては持ってきて本当によかったと思っています。様々な記録をきれいに残すことが出来ています。任地では同僚とある程度信頼関係が築けてから使用し始めました。観光地では一眼レフカメラ、GoProのような機材を持っていような人は思っていた以上に少なかったです。結構視線を感じるので使用の際は十分周りに注意して使用されるといいかと思います。

【番外編2】持って行かないもの

バスタオル
セームタオルがあるので不要。

シャンプー・石鹸・洗剤・歯磨き粉等の消耗品
2年分持っていくのは大きな荷物になるので現地調達します。

変換プラグ
日本で購入したものは使用できないとのことで、現地調達予定。